20200605
リモートランチ会によせて
何てことないかのように渡されるその手のひらにいっぱいの愛
かぶりつくかたちは同じうれしくてくすぐったくてたまらなかった
特別はいくつあってもいいのだし与えるほどに増してゆくのだ
20200608
まぶしい日を待つ
いつだかにみんなで喋った言葉とか笑ったことを忘れずにいる
呼んでいるひとたちの声響きあうきみの耳にも届くならいい
そっかもう溶けちゃうくらいの季節か、とやらかいチョコの包みをほどく
20200609
6/9 Lock on!
はじめてがたくさんきみにあるように新しい陽に氷を透かす
ふくらんで弾けるきみの感情がそこにはあった嘘じゃなかった
まばゆさは同じだ熱くたぎる血も舞うように散る雪のかけらも
くっついて笑うはにかむ目を交わす踊りたくって仕方ないんだ
真夏日になった今年の六月も明るい日々でありますように
20200612
「6個入りのチョコのアイスあるやん、箱のね 赤いやつ」「あれに星のアイスが入ってたときくらいうれしい」
コンビニで売ってる星を知っているたまに逃げ出すらしいのだけど
赤い箱見つけたらすぐ買っちゃうな夜遅いってわかってたって
何分の一の確率なんだろと考えながら星を飲み込む
プレゼントみたいだなって思ってたひとをうれしくさせるとことか
舌先に乗せればすぐに溶けてった星はこんなに冷たくあまい
20200613
6/12それスノ 誕プレおねだりラウールより
まっすぐに行くからそこで待っててね会いたいきもちを車に載せる
適切な距離を保って渡される決して枯れないひとびとの愛
きみのこといっぱい好きだ笑っててくれたらそれでウィンウィンになる
20200614
Snow Man 深澤辰哉
(元)
ふわふわと形容するのが似合うひとあなたの他にあんまり見ない
つまりそう難しいこと言ったけど笑っててってそれだけなんだ
かなしみはあげたくなくて出来るならずっとやさしくあってよ、世界
さみしいと思っているかはわからないきみはゆるりと瞳を伏せる
んん?って気のない返事すきなんだ聞いてない風なのに聞いてて
(習作)
つぶやきも掬い上げてくこまやかさ呆気なく成す彼の特質
さみしさをオブラートへと閉じ込めてきみはゆっくり瞳を伏せる
ふわふわの雲や綿あめみたいってやわい言葉を束ねてきみへ
つるされたアームはひどく弱くってまじかと思う千円入れる
かなしみはなくていいです出来るならずっとやさしくあってよ、世界
さみしさは飼い慣らせるよ指先でスマホをいじる人混みのなか
んん?ってゆるめの返事すきなんだ聞いてない風なのに聞いてて
20200621
お誕生日おめでとうございます!
恋してるひとが好きだな傷ついて泣いて笑って生きるいとしさ
うずくまることすら上手くできなくて立ち尽くす日は未来のために
砂利道を歩く背中を覗いてたシャッター音は風にまぎれて
とてもやさしいものを見た
康二くんお誕生日FC動画にあてて
見ちゃうよね、見るでしょ、だってこんなにも近くにいるし、くすぐったいし
便宜上カメラに向けて話してるけどさこのあと直に言うから
そのままに届けるすべて受け取ってそのままいつものきみで笑って
夏至、昼がいちばん長い日に
今ここは過ぎ去ってゆくものだけどいつかの先にきみを見ている
照らし出せ僕らが生きる板の上呼吸と同じショーは止まない
言葉にはしないでおくよふさわしいときが来るまで祈るかわりに
20200626
入所日にあてて
サムシングブルー、最大多数の幸福を叶える歌でありますように
20200627
Snow Man ラウール
お誕生日おめでとうございます!
楽な道なんてあっても選ばない真白い獣荒野を駆ける
うっすらと唇に色乗せた日の明るさずっと降り注いでて
ループ、もし生き直せるよと言われても僕は再びここに立つだろう