20210801
Snow Man「HELLO HELLO」(追加2首)
まっすぐに飛んでくためにこの背には羽があることきみは信じた
痛むほど打った鼓動もこの熱もほんとだきみに焦がれたせいだ
真昼間の熱がわずかに緩むころはしゃぐあなたを探しに向かう
水面にビルの明かりが差し込んで肌まで染めていくのを見てた
写真とか撮らなくていい 聞くだけね ほんとに言いたいことはわかるね
もっとよく、言うより早く手を伸ばし目にかかってる髪を払った
この夜はうるさいくらいが丁度いいまっさかさまに飛び込んでゆけ
20210812
入所17周年(深澤辰哉・阿部亮平)
板上で生きるあなたへ降り注ぐひかりは遠く夏に生まれた
指きりをしよう今日よりよい明日へ痛んだとして足は止めない
20210821
8/19 素のまんま(深澤辰哉・目黒蓮)
季節のにおいがわかる、という話から 夏と冬
日に焼けた肌に自分の影が落ちはじめて人の体温を知る
色の抜けかけた髪からこぼれてく水は塩素のにおいがしてた
線香の気配は薄くなりにくい夜が明けても喉が詰まって
ビニールの傘から落ちる雨粒はぬるく涙にしては単調
うす暗い空から降ってくるみぞれ舌に乗せても冷えるばかりで
甘いより切ないかおりが胸中を埋め尽くしてく花は透明
吐く息にふれたい白く染められる世界の側に一度なりたい