行かないでここにいてって祈ってる果てまで飛べるひとよ、おねがい
諦めもやむなし消えてしまっても誰も泣いてはくれないぼくは
ここにいて何になるかはわからないまま日に九百の細いため息
目覚めればうっすらとした絶望がおはようと手を振ってわらった
シーリングライトがぼくの目を焼いて期限の切れた目薬をさす
ざあざあと流れゆく雨聴いており部屋の窓には真白い光
春雨のスキップこぼれ出すように昔の歌を口ずさむきみ
スーパーを出ればあかるく陽の差して水溜りなど飛び越えてゆけ
行かないでここにいてって祈ってる果てまで飛べるひとよ、おねがい
諦めもやむなし消えてしまっても誰も泣いてはくれないぼくは
ここにいて何になるかはわからないまま日に九百の細いため息
目覚めればうっすらとした絶望がおはようと手を振ってわらった
シーリングライトがぼくの目を焼いて期限の切れた目薬をさす
ざあざあと流れゆく雨聴いており部屋の窓には真白い光
春雨のスキップこぼれ出すように昔の歌を口ずさむきみ
スーパーを出ればあかるく陽の差して水溜りなど飛び越えてゆけ