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短歌と感想ほかまとめ

log:201811 短歌

つめたい色をした湖に入る湯船に沈むみたいに軽く(ほんとはしににいくというのに)‬

ああなりたいこうなりたいってガワだけの理想語って結局は寝る

なんにもできないと思い知るいつもそれで正直ほっともしてる

思いつく限りの不良夕飯を無視して腹に詰め込むマック

すぐそばに人の体温確かめてカウンター席中ごろ座る

たぶん肉これはバンズであれは芋儀式みたいに口を動かす

吐き出した呼気が油の気配帯びうすく驚く生きていること

食べ終わり(終わってしまい)席を立つ誰とも口をききたくはない

鍵をする思い出したくないものに触れずにいればないのとおなじ

目をつぶる毛布を頭までかぶる手品みたいに消えたらいいのに

まちがえた、ことだけちゃんとわかっててどうにもならず死ぬかとおもう