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短歌と感想ほかまとめ

雑記:滝沢歌舞伎ZERO FINAL LV

・すべてLVを観ての感想(主観しかない)
・LV 4/21昼、22昼夜、23昼、29昼夜、30昼
・観たそのときのツイート抜き出しがベース
・一部追記や再構成あり
・偏りがすごい
・すべての演目についてはふれられていません

かんたんな目次はこちら↓


オープニング(ひらりと桜・春の踊り・いにしえ)

・0429
ひらりと桜の「新たなる幕開けだ」あたりのところで、だてさんがすーっと腕を上手から下手へ伸ばしていくのすっごく好きだったから、カメラワークが少しずつ変わって、よく見えるようになってうれしかった

・0430昼
ひらりと桜の深澤さんパート、視線を上から下へ動かしていって、その間どこか遠い目をしているのが本当に好きなんだけど、最後のとこだけはっきりとカメラに向かって視線と手振りをしたの、めちゃくちゃきれいだった

・かなり序盤、演者勢揃いするとこ すのが舞台中央にいて、ほかの演者の方々をさし示すようにするの あそこすごーく好きなんだけど 深澤さんからそこの振りが始まるのか…と思ったのと だてさんが魔術師みたいで(?)やたらツボだった

・バックに歌舞伎の…人形?飾り?が大きく出て、その前で全員が片膝つくの、滝沢歌舞伎とか、歌舞伎そのものとか、そもそも芸事全般とか、エンターテイメントであるとか、に対する敬意の表れなのかなあとか すべてを捧げる覚悟もあるかも

・オープニングの最後、曲が終わって暗転する一瞬に袖に向かって走り始めてる深澤さんの姿が見えるのなんか好きだったな スタートを切る姿勢がすごい運動できるひと(?)という気がして あんまりにも切り替えが速くてなめらかだった

仇討ち

・0421
仇討ちの殺陣 それぞれのよさがあるな〜と思ってて
だてさんの安定感、重力をしっかりと感じる動き、人を斬りつける、ぶつかる、それだけの重みが伝わってくるのほんとに好きで 斬ってる、肉に当たってる、ってわかる
あべちゃんのスマートさ、理知的な印象 動きのなんだろう正しさというか きちんとしたかんじ… でもぎらぎらしてるのははっきり分かって、感情の荒さにこちらが戸惑う 目つきすごくいいなと思ってた 睨みがすごく効く…
深澤さん、これ去年も思ったんだけど、感情のなさがおそろしいんだよなって だてあべとはアプローチがぜんぜん違ってて 冷酷さの方が先に来るというか 戸板倒しとか後半の板を使った動きとかもそうなんだけど、難しそうなこともあっさりやってるように見えて、その軽やかさがかえって怖い

・0422
深澤さんの殺陣って必要最低限の動きで出来てるんだなあと思って いちばん無駄のない動き、頭で考えるより先に道筋がわかってるみたいな ある種天才型、痛みも何もなくて それが怖いんだなって

・0423
深澤さんの殺陣の動きってはっきり分かるかたちでとどめをさしてないというか、血の気配がないんだな…と思った
あべちゃんは刺すし首も掻き切るし赤の襷で血の演出もあるし(あれ大好きだった)、だてさんも刺すかんじあるし、あの人は肉弾戦(途中素手になったとこびっくりした。めちゃくちゃ似合うし格好いいけど)でも打撃がひとつずつ重くて肉と血の気配がすごいんだけど
深澤さんはかわす動きだったり、刃先でいなすようなところが目立つ とにかく流れるみたいで、斬ってはいるんだろうけど、荒々しくないんだよね 気付いたらもうおしまい、みたいな だから余計に無駄のない動き、相手の動きがわかってて最短最小限の動きだけとる、みたいに見えるのかなあ

・何回見てもだてさんあの高さから迷いなく飛び込めるの(落ちるというより飛び込みのようだった、あまりに動きが美しくって)ものすごかったな…

・はじめ3人が板の上に立ってるのも怖かったし深澤さんの戸板倒しも怖かった ずーっと慣れなくて毎回手を強く握っていた だてさんのもそうだけど、あれを毎公演変わらずにやり続けるのってどういう精神状況になるんだろう…なんて思ってしまう

Maybe

・ステージ上に月面が投影されていて、その淵にいて中を覗き込むようにしているらうちゃんが本当に印象に残ってる これ4/21に見てものすごく好きだったんだけど、その後見たときはやってなかった?ような 本当にそのときそのとき、一瞬の動きだったんだなあ

・渡辺さんの歌う「Maybe」、らうちゃんのダンスとの相互作用もあるのか、かなり感情が強く響いた 歌う人が違うので、滝沢歌舞伎ZEROの2019とか2020で聴いた印象と違うのは当然あるんだけど

・2019とか2020が戸惑いであるとか虚無感、喪失感といったものが全面に出ているとしたら今回のはそこに至った自分への怒りであったり憤りであるような 何をいちばん表現したいかが違うんだろうなあと思って面白かった

・舞台美術も前後のナレーションも、元々披露されるはずだった「月と星のディスタンス」の演出を引き継いでいるからなんだろうけど、観たときは何なのかわからなくて戸惑ったな…

変面

・今回とても好きな演目のうちひとつが変面なのだけど これまで観た同じ演目の中でもいちばんってくらい… あの演出と動きと音楽とすべて噛み合ったかんじが個人的にしたのかも 厳かで、なにか覚悟のようでもあって

・面の色は8色、白→黒→青→ピンク→オレンジ→緑→紫→赤、で最後面が外れてひかるくんの素顔が見える それでも最後の最後には違う面をつける、ひかるくんの顔は見えなくなる、ぐっと顎をあげたところで姿が隠される

・ピンクの面になったところ、照明が薄青くて、ぼうっとひかるくんや演者のかたの姿が浮かび上がるのほんとにきれい

・鏡を使った演出もいいなあと思って 後ろ姿まで映されるから隠れられないのもあるけど、何重にも見えて本当の姿が捉えられなくなるのもあるなって

・いくつもの顔を持って演じ分けるのはあの仕事についている上ではあることで でも中身はどうしたってその人で ただやっぱりそれそのままではいられない、何か仮面をつけなければならない そうすることも厭わない というような そんなことを思いつつ観ていた(考えすぎかもしれないけど そういう風にいろいろ考えたくなるような演出だなと思った)

足跡

・はじまりのドン!てかんじの音、変面からの流れによるものなんだろうけど、何であんな重厚感のあるものにしたんだろうと思ってた あの音で3人照らされて、ってやたら印象に残る…パッと見たとき磔のように見えて(縁起でもない)怖くなった

・ステージを上から映して、そこに寝そべったまま動いている2人が映像で、1人はステージに立っている姿で見られる、というのが面白かった

・最初どういう構成なのかわからなかったんだけど、佐久間くん康二くんが部屋の中にいる映像に溶け込むのを見たとき、なるほど〜となった あそこ佐久間くんの馴染みかたがすごかった

・康二くんとってもいいなあと思ったのは、床に寝転がって腕を動かすとき、高さに気をつけないとステージに立っている人を映すカメラにかかってしまうのだけど(投影されている映像に全身が、ステージ正面からの映像に伸ばした腕が入る)、4/21〜23あたりで映り込んでいたその高さを調整して、4/29〜30で見たときにはまったく入っていなかったこと 生でどんどん磨かれていくんだなと思った

・あと康二くん 曲のトーン、少し出しにくいのかな?と思ってたんだけど、4/29〜30では安定して出せてるなあと感じて 自分のパートを歌い終わったときに微笑むのがすごーくきれいだった

腹筋太鼓

・0423
カメラアングルと動きがまたこれまでと違うかんじがして 結構動きをつけてたのとステージに寄ってたかんじ?演者の動きや表情がよりよく見えた 腹筋太鼓もなんか…筋肉や体の動き、躍動感、表情とか、映したかったんだろうな…と
後半わりと苦しげな深澤さんがまあまあアップかつそこそこの時間で抜かれてどうしようかと思った なんだかんだそこまでしんどそうな表情の印象ないな、そういえば、と逆に今回気づいた ここに限ったことでもないけど

・4/29〜30あたりだったと思うけど、本当に最後の方でも余裕そうなひかるくんと、それを見る渡辺さん(まあまあ苦しそう)と、ほっぺたをぷくっと膨らませて叩いている深澤さん(おもちみたいだった)が映るタイミングがあって、なんだか気持ちめちゃくちゃになった

DA BOMB

・DA BOMBのこと、曲名がわからない時点で友人と「登場大天才のやつ」と呼んでたんだけど、結局そのあともずっと同じように呼び続けていた なんかもういろいろ強すぎて

・初っ端の深澤さん、ツボつきすぎててしんどいからもういい加減にしてくれ、頼むから寝そべるな、でももっとやってほしい、とか無茶苦茶なことを言っていた

・康二くんパート歌い終わって全員揃うとこ、だてこじ→ふかこじでわちゃわちゃしてるよな〜と思って あんまり映らなかったり映っても暗いからほぼ見えないんだけど でもあそこ好きだった

・0422夜
出だし深澤さん、床に片肘つく状態で悠然と腰を下ろしてるんだけど 頬杖つくみたいに頬に手のひらを当てて、眠りにつくようにゆっくり瞼を伏せて、から、開く、ていう動作 めちゃくちゃ好きだった

・0429夜
康二くんパート、上着の肩落としたかんじでずっといる康二くん そのあとだてさんと合流、康二くんは上着ちゃんと着てるけど今度はだてさんが上着の肩抜いてる 真似っこ?

・0430昼
LVのカメラワーク、今までにないかんじで来たなというところがちょいちょいあっておもしろかった DA BOMBのみんな集まったあとのとことか、見たことない画角で、そこそんな振りだったの??!となった

生化粧

・0421
生化粧のとこ見てて だてこじの安心感ったらないな…と思った 仲良く喧嘩しなみたいになってて このときだてさんと話してから、向井さんにも振らないとって言うお丸さんに「長くなりますよ!」って言うだてさん、ここすごい好きなふかだてだった あの夜チームがやっぱり好き

・0429昼
らうちゃんが「昭和の日なので…昭和生まれのみなさん!平成生まれのみなさん!江戸生まれのお丸さん!みんな大好き!」と言っててめちゃくちゃかわいかった そのあとお丸さんがやってきたときあべちゃんが「江戸生まれの人だ」と言ってたのもツボだった…
らうちゃんのコメント?をめぐりひとしきりわちゃついたあと だてさんが手叩いてめちゃ笑ってて さらに隣のひかるくんとも顔見合わせてにこにこ〜ってふたりしてて ほんとにほっこりした
お丸さん、飛び出してくるまえに「ヨッシャ!!!」ってふつうに深澤さんの素の声で言っているのが届いてしまいかわいいな…となりました
お丸さんと康二くんの掛け合いがあって 僕もボケたいんだよお!って言う康二くんに、あとでボケさせてあげるから、みたいに言うお丸さん このへんやり取り軽快ですごいよかった
ひと通りJr.の子と喋り終わったお丸さんが振り返ったらだてこじ揃ってもういなくて、振ってあげようと思ったのにもういないのね…みたいになってるお丸さん、わりといつもの、だてこじに揃ってボケられ元気に振る舞われ最終的にはふたりで満足して終わられる深澤さん、みたいなかんじしてすごい好きだった

・0429夜
LVで見ている方へ、ということで画面に大きく映るお丸さん ほんとに近かった…… 肌の艶とか瞳の色とかほんとによく見えて あそこまで近くなると人間は一周回って冷静になるんだとわかった 左右でほんとに瞳の大きさが違うなあ、とか、右目に光が入りにくいんだなあ、とか思って見てた

滝沢歌舞伎

・「五右衛門ZERO」「男と女の舞」以外にも、これまでの演目に少しでもふれられてよかった わたしは過去観たこともなく詳しく知らなかったのだけど、いい機会をもらったと思う

・「男と女の舞」の佐久間くんもあべちゃんも美しいのだけど、個人的にはお七と白拍子花子の方がより一層好きだったなあ 多分それは彼女たちの意志の強さを感じるからなんだと思う お七は半鐘を鳴らす直前手を合わせるのが、白拍子花子は最後前を見るときに目がすわるのが、本当に好きだった

・大向こう
声がどんどん増え、豪華になっていくのに、なんだかぐっときていた 日数・公演を重ねるごとに、誰が誰、とはっきり認識されたのもあるんだろうけど
はじめは五右衛門ZEROの、それもはじめの方にひと通り…というかんじだったのが、刀投げの直前とか結構細かくかかるようになって、呼ばれる名前も回数も増えていって
「待ってました!」とか「お見事!」「大当たり!」とか、特に29〜30日あたり、ぴたっとはまったかんじがしたときは、LVで見ていても相当テンションが高まったので、あれ生で見たらより一層すばらしかったんだろうなあ
あと五右衛門ZERO以外だと「氷」のだてさんには毎回「宮舘!」と声がかかっていた さすが… だてさん本当所作とたたずまいが美しく、かつ、重厚感があってとっても好きだったなあ

組曲

・深澤さん、中にあるだろうものと表に出てくるものの温度差というか わかりやすい形で全部は出てこない 静かだからかえって怖いみたいなところがある

・あの衣装あらためてほんとに好き 上着の裾を入れたり入れてなかったり人によって違うけど、深澤さんは入れてないので途中結構大きくはだけて真っ白い肌がのぞいたりするの、無造作というか無頓着というか、取り繕わずそのまま剥き身でいるかんじがして、これは見ていいもの…?と一瞬なる

花鳥風月

・ほんとに何回見ても好き 映画のときのも繰り返し見たけど あの深澤さんめちゃくちゃ好きだから今回また見られて本当にうれしい…掴めそうで掴めない、移り変わっていくものの美しさ、なのかなあ

・花鳥風月の深澤さんが好きなのはもうずっとなんだけど 後半にかけて全体に感情が高まって、気持ちが昂って、あのひとも同じだと思うんだけど、でも目に見えてはあんまり出ないというか 凪の部分があってその下で煮えているような そんな印象だなあと思ってた

・カメラわりと引き気味で全体映すときと、寄りにするときとあるかんじはするんだけど、4/29昼は引き気味?だったように自分は感じて ただその中で 花鳥風月ラストあたり深澤さんに寄ってくれたのうれしかった…

Memories

・演出で好きだったの番傘持ってるとこなんだけど頼むから深澤辰哉に傘を持たせるなと思った(もっとやってほしい)傘をさした深澤さんが舞台ど真ん中に立ってるとか好きでしかない………深澤さんああいうの似合う

・傘を持っているところが本当に好きなんだけど そのときの深澤さんが、傘を開きつつ目を伏せる→中に入る、目をひらくという動きになっててとても綺麗に見えて こういうところに惹かれるんだなあと思った

(以下わりと穿った見方/かなり主観なので注意)
・白装束と橋 死と生と復活だよなあと思って見ていた 友人があの衣装は産着だと思ったと言っていてすとんと納得した 橋は川を渡るためのものだし 一度渡って戻る 終わればまた始まる

・橋の上で手を差し伸ばすのがなべあべ めめさんを引き上げるのがだてさん 康二くんを引き上げるのは佐久間くん らうちゃんを引き上げるひかるくん 深澤さんは動かない、ただ変わらず、橋の中心付近にいて、微動だにせず、橋の下にいる3人を見ている 差し伸べるのも引き上げるのも、その役割の人は正しく別にいる、と知っているのだと思う

・深澤さんにとってあのグループであること あのグループの名前、かたちを保つこと に対する気持ちの強さってかなりのものがあると思っていて あの部分はなんだかその具現化のような 今回の歌舞伎演出どこからどこまでやってるのかわからないけど 少なからずこういう発想がこの人の中にあるんだよな…と思って おそろしいようなきもちになった おそろしい?のも違うかな まだうまく言葉にできないけど

五条大橋のとこ毎回胸が詰まっていたけど ただ途中からあれはほんとに生と復活のイメージでもあるんだろうなあと思うようになった

・橋、水と川 全身を浸すもの 洗礼 なんかそもそも変面と足跡のあたりも曲調と演出にそういう雰囲気あるかんじはしてたんだけど 復活と思うのは春、復活祭の季節だから余計かもしれない(このへんは自分でもものすごく感覚的だから言葉にしにくいんだけど たぶん川のイメージが鮮烈だったのかなあとは思う)

WITH LOVE

・0421
歌ってる康二くんをまあまあの至近距離で見つめてるだてさんと、そのあとやっぱりやわらかーく康二くんを見てる深澤さんがいてよかった 視線の向く方向なんだろうけど、でもどっちもすごい見てるな……ていう感覚があった

・0422昼夜
昼はそんなでもなくて(ほぼ見てない寄り)夜はわりと見てるかんじだった だてさんが見てるときはふっかさんも視線向けてるかんじ もしかしたら4/21は康二くんなんかあったのかな〜調子悪かったのかわかんないけど ほんとにガン見してただてさん…

・らうちゃんパート、晴れ晴れとした顔で歌うのも、涙を堪えているようなのも、渡辺さんとひかるくんが後ろから見ていて、あのシーンとても好きだった

LOVE

・0421
ほんとに最後のほうで 深澤さんに向けて何かしら康二くんがしてたのか、根負けしたっぽい?深澤さんが顔の前で両手動かしておっきなハート描いて見せてて 康二くんにこにこして、深澤さんはハート描き終わる前に照れちゃってくしゃくしゃ笑顔でかわいかった

・0422昼夜
曲始まりのところはどっちも 康二くんがお手をどうぞってやる→なめらかに応えるとみせかけてすっと肘のあたりを押し戻す深澤さん だった

・0422夜
康二くんと向かい合ってる深澤さん、康二くんの振り(最後さりげないもみしゅり)をひと通りじっと見てて、自分も同じようにやってみせようとするけど結局笑っちゃって、おいこら〜ってかんじで康二くんの肩べしってやって、でもくしゃくしゃ笑っててかわいかった
たぶんその前ふつうに向き合って一緒にやってて、途中でもみしゅりとか繰り出されて笑っちゃってる のかな〜 堪えきれなくなってつい笑っちゃうかんじ、眉下げて上半身屈め気味で困ったみたいに笑ってるとこすっごい好きだった それ見てにこにこな康二くんも

・0423昼
ふかこじ何か喋ってから康二くんがぺこって深澤さんに頭下げて、??てなってたら深澤さんがダンスリーダー始めて そういうことか〜てなった かわいい
そのあと最後 康二くんに向かい合ってわちゃっとされた深澤さん、同じように返して、ふたりでうえって胸抑えるポーズして けらけら笑っちゃってた
いちばん最後の締めがだてさんで、突っ込むのが康二くんで、あはは!って声出してもう膝折るくらいのかんじで笑ってるのが深澤さんで、そこも好きだった…

・0429昼夜
康二くんが踊ってみせるふりがちょっと不発というか、下手のが採用されてたから?だからか 寄って行って一緒にポーズしたり夜は髪の毛直したり?してたあべちゃん やさしい空間だった

・0429昼
ラスト、深澤さんの腕をちょいちょいってやって、ダンスリーダーやる?って振る康二くんと、いやいいよおまえやって、みたいに手振りする深澤さんがいた
ラストあたり向かい合ってかわいい振りを全力でやってるふかこじ、康二くんの勢いがつきすぎてほとんど深澤さんとおでこごっつんみたいになってて おい!!って深澤さんにされてたけど、康二くんはやり終えるとすっと満足してしまっていた 緩急

・0429夜
はじめ、深澤さんと手繋ごうとする康二くん、繋ぐと見せかけてなめらか〜に押し戻される→ぐっと放物線描くみたいに腕が遠くへ動く→その軌道上を指差す康二くん→ふかこじふたりでそっちを見る(あんなとこまで行ったんだ〜みたいなかんじ) でかわいかった
最初渋ってやらなかったのに、ラスト振り切って完全ぶりっ子でやる深澤さん にも関わらず康二くんになんかちゃう…みたいにされておまえ!!って腕の辺り叩いて?たように見えた だいたい仲良く喧嘩してるふかこじ
締めのとこがだてさんで「皆に幸せが降りますように」みたいなことを言ってふっと息を吹く のに、なに??!って突っ込んでいく康二くん ウケてる深澤さん
ふかこじ何やかんや言い合ってて、最後紗幕が降りてくるときに深澤さんがだてさんの真似してふってやる→康二くん「あれ(だてさんの)味付け間違ったやろ!」深澤さん「間違った?」とかわちゃわちゃ だてさんは特に反応なし 大体だてさんが何かするとふかこじ嬉しそうなのでこっちも嬉しい〜…

・0430昼
らぶらぶ!をふたり横並びになって揃ってやるふかこじ も〜めちゃくちゃかわいい 途中で康二くんがおえってやる素振りして、深澤さんにおい!!って左腕のあたり叩かれてた
わたしはこれで固まっちゃって見逃したんだけど、一緒に見てた友人が、このあと深澤さんが何気なく指差し(前方もしくはLV用カメラ)してたの抜かれてたよ、それまでわちゃついてたのは何だったのっていうくらいさらっとやってた、と教えてくれて、深澤辰哉そういうとこだよ〜…となった

・4/29夜、停電で配信中断された箇所の再配信
ほんとうにありがたかった〜… Maybeでらうちゃんが踊っているところと腹筋太鼓のはじめのひかるくんが叩き始めるところだったのでらうちゃんの感性の爆発とひかるくんの筋肉を大画面でお楽しみくださいみたいになってた

・龍が降りてきて、9人がそれを見つめているところ 今日お昼の回のLVではじめて深澤さんが手を伸ばしているってはっきり認識して このひと辰の字が入っているんだよなあ、とか 9人のなかだと最後まで舞台にいるのもこのひとだなあ、とか考えていた どこまで何の意図があるのかはわかんないんだけど

深澤さん

・これは歌舞伎に限ったことでもないんだけど 深澤さんが動きを止めたときの 表情はしずかなまま、深く息を吸って吐く、体がゆっくり動く、そこでふっと、ああ息が上がっていたんだなあとわかる のが好きだなあと見るたび思う 全体的にさらっとしてるんだけどそこでちょっと手ざわりが増すというか

・深澤さんほんとに演目ごとごっそり自分を入れ替える、印象が頭から丸っと変わるような風に見えて なんて言ったらいいのか ためらいなく個をなくしてすっかり中身を入れ替えてしまえるかんじ でもそれが当たり前でいるんだろうなとわかるところ 怖くってだからこそ惹かれるんだなとつくづく思った

・どの演目 というわけではなく全般になんだけど 深澤さんがふっと目線を下に向ける、息をつく、ぐっと顎をあげる、遠くを見る目をしている という動きがほんとに好きで その瞬間をひたすら見つめてしまうな、とよくよくわかった

・深澤さんの眼差しによく目がいって、どうしたって惹かれてしまうのは、あの遠い視線が腹を決めてしまったひとのそれで、他が何を言おうと揺らがない、歌舞伎(仇討ち)のときとかそれこそ、刺し違えても、というように見えるからなのかも、と思った まったく怖くも痛くもなさそうな顔するなあって

・あの静かな顔で相対されたらめちゃくちゃ怖いよな と思って 個人的には仇討ちのときと最後橋の上にいるときの表情がどちらも恐ろしいくらいにしんとして好きなのだけど それって共通して覚悟であるとか自分を捨ててしまえる部分が覗いているからなんじゃないかなあって

・これはもう本当にただの個人的なあれ 歌舞伎に関して、わたしは結局深澤さんの涙を一度も見ないで終わったんだなあと思っている 過去にせよ今回の大千穐楽にせよ そういう巡り合わせなのかもしれない

全般(めちゃくちゃ主観なので注意)

滝沢歌舞伎にあったのってそもそもは滝沢さんの思う愛の表現で、その愛を理解できるかどうかは置いといて筋道通ってはいたと思うんだけど、今は座長が変わっているので、そうなると滝沢さんの作った滝沢歌舞伎の解釈、表現にどうしてもなるのかなというか 途中の説明?のとこでも「それぞれの目に焼きついた滝沢歌舞伎」みたいなことが言われていたけど

・わたしはおそらく 愛の解釈 その再解釈 を見ている これは彼らの思う滝沢歌舞伎なんだろうな それそのものというより と思ったりした(いい悪いではなく)

・そもそもはなんとなく途中で差し挟まる演目の説明?ナレーション?の言うことが絶妙にそうじゃないのでは…?そういう話だったっけ?と思ったところがスタートなんだけど ある話を下敷きにしたかつての滝沢歌舞伎の再解釈、と思えばまあわからないでもないかなとか 物語の解釈もどの視点で見るかで変わるよなとか…

・歌舞伎が根っこにあるから基本はたぶん日本的なというか八百万っぽい感覚だと思うんだけど、わりと一神教で考えると個人的にはしっくりくるなあと思う演出が結構あって でもそれも大元はひとりのひとが根底にずっとあるからと思えばそうなのかもしれない、と感じたりした

・(今年の話じゃないけど)鼠小僧も見てるうちだんだん宗教観の話になってくるというか、自分にとっての神と犠牲の話なんだよなあ、みたいなきもちになってくるので、たぶんこれはそういう風に見るもんじゃないよな…と毎回思い直す