20220702
Snow Man「僕に大切にされてね。」
唇のかたちも熱もわかるのにきみの声だけ聞こえなかった
控えめに搦めとられた指先が夜ごとに僕をおろかしくする
瞳なら塞いであげる 大切にするやりかたを他に知らない
20220705
Snow Man 佐久間大介
お誕生日おめでとうございます!
暗がりにいたならこの目で全身で語れるなんて気づけなかった
好きなもの知ってほしくて弾んでるきみの色づく頬は桃色
少年誌・深夜アニメもおれたちも誰かのよすが 息を吸い込む
20220707
Snow Man 深澤辰哉
TVガイド7/15号の印象
口づけはこれがはじめて 指先で肌をかすめる種類のものは
華やかなパールは無情口づけたぼくのことさえすぐに忘れる
息を吸うキスはしたことないと言う誰かを惑わす手段はわかる
嘘なんてついていません言ってないことがあるのも誓って本当
20220708
ばいばいの声を聞かずにすむように互いの口をかるく合わせた
20220714
その人はとっくに誰かの特別で誰のものにもなってくれない
20220719
終わっちゃうものから視線をそらさずに抱きしめたなら 何ならよかった
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18祭
呼ぶ声がここにないだけやわらかくなった手指をきみは知らない
手放しで泣いたあの日のさよならを忘れちゃえればよかった夏の
こんなのはぼくの勝手でだけどまだ終わんないでと願わせててよ
20220721
題:不在
寝て起きて食べて笑って呼吸って今までどこでしてたんだっけ
呼びかける前に気づいて唇をどうにかつぐむ おれのへたくそ
大抵はやり過ごせてもこれだけは慣れないでいるあなたの不在