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短歌と感想ほかまとめ

log:202201 短歌

0112
写真だとよさが伝わらないことはわかってたけど一応撮った
大切にするやりかたをひと通り聞いてまともなふりをしてみる

脳直で喋ってたって流しててくれるおかげで息ができてる
あたりまえだって顔して来年もおんなじ坂をくだりたかった



0114
接続を探しています 輪の中にいつまでたっても入れないゆめ
disconnected 繋いだはずの手にぬるい体温だけを残して



0115
うずくまり泣いてる人を隠そうとセンサーライトがふつりと切れる
ひらかない自動扉の前に立ちぼくは恐らくどこにもいない



‪0120‬
ゆびさきが冷たい あなたは数匹の羊を数えて眠ってほしい
まっさらな雪に足跡つけていくときの音だけ聞こえていてね
‪身勝手な祈りだとして痛むのはこの先ずっとぼくだけでいい‬



0130
大切にしているものを渡してもきみならしっくりくる気がしてる
愛だって言っても笑いはしないとこあなたが思っているより好きだ



0131
情けないぼくをどこかで捨ててきたボールチェーンをつまんで離す
ざらついた舌を落とせずいるのなら向こう百年目覚めずにいろ

滴っていく電線にある雪もきみが堪えたかった涙も
とかさないようにそうっと触るからそばにいること許してほしい