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振り向いたきみに贈ろう爪の先あざやかな夜の気配を灯す
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CFBのMVを観ているうちに、ものすごく格好いい!というきもちが高まり、曲の雰囲気をもとにして短歌にしてみようと思って作ったもの
CFB、個人的にはライブハウスみたいな、人の気配と音と光がぐちゃぐちゃに混ざった場所で、難しいことなんてひとつも考えずに、夜から朝までひたすらに踊って、歌って、といったイメージがあって
それと、振付を見ていると香水とか煙草とか、ふっと何かが香るような、その気配を追うような雰囲気も感じたので、少しだけ艶っぽくしたいな〜と思って「夜の気配」としました
これは割と三首一組というか、同じくCFBから作った二首と合わせて読んでもらえるといいのかな〜と…
一首目に「踊れ朝まで」、二首目にも「この手を取って」という誘い出すような描写があって、じゃあそれに対してどうしよう?というのが「振り向いたきみ」の「爪」に繋がるかな、というかんじで
あと何となく、爪先にきれいなネイルが塗られていて、それが光っていて、といったシーンを想像したりもしてます