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きみはきみ、僕は僕、であることは決して互いを損なわないよ
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Diorスペシャルコラボのらうちゃんがとてもとてもよくて、その印象を短歌にしようと思ったもの
ほか同じテーマで二首作っているんですが、そちらは映像やインタビューにあった仕草や言葉をそのままモチーフにしていたので、対照になるよう、この短歌は割とふんわりしています
男（女）だから、あの人はああいう人だから、自分とは違うから…という考えって多分ありふれていて、でもそういう、意識的／無意識的な区別を、らうちゃんは極力しないでフラットに見られるひとだと思っていて
同時に、皆と一緒だから安心とか、好きならなんでも受け入れなきゃ！みたいな考えもなさそうだな、他者との線引きはきちんとした上で、一緒にいられる道を探りそうだな…というイメージもあったので
きみはきみ／僕は僕、という対比を持ってきた上で「損なわない」としています
ちなみに音数は微妙に足りていないので、ぼくはぼく、の後に一拍置くイメージで読むとしっくり来るかもしれません
